高島平を知る勉強会 レポート④ 「明治~現代、まとめ」
郷土資料館の学芸員さんに、高島平や近隣地域の歴史を教えて頂いています(^^)/
第4回は「明治~現代」のレポートと、全体のまとめをしてみたいと思います(^^♪
≪明治~現代≫
・明治時代
水田拡張が行われ、赤塚、徳丸は東京屈指の米どころになる。
荒川下流地域一帯で、東京の約1/3の米を作っていたとの説も。
・大正時代
関東大震災の被害を受けた下町の工場群が、高島平を含む志村地域に移転してくる
工場排水や生活排水により水が汚染され、水田経営が徐々に難しくなってくる
・昭和時代
戦後、田んぼの区画整理を実施
このころは牛を飼って田んぼを耕していたため、高島平には牛が多くみられた。
一方で水田としての活用が困難になり、東京の人口増加を受け、宅地化が進む。
・昭和44年(1969年)
住宅表示として高島平1丁目~9丁目が誕生
合わせて志村駅を高島平駅に改名
田んぼの碁盤目のまま、一気に田んぼが住宅に変わる
≪まとめ≫
高島平の歴史を紐解くと縄文時代から「人」がいて、ずっとリアルな生活が続いてきたことがわかりました。
そして、特段「分かりやすく、ここにしかない名物、特徴、工芸品」も無かったこともわかりました(^^;
「無いなら造ろう」が高島平ビールプロジェクトの合言葉!
これまでに頂いた高島平に由来するキーワード
「貝」「米」「ウミガメ」「猪」「鹿」「塩作り」「水田」「米」「鷹狩り」「鶴」「鴨」「鯉」「西洋流砲術」「長崎」「出島」「砲術」「パン」「酒器」「コルス盃」「砲弾」
の中から、現代に繋げて、また高島平を盛り上げる取り組みに繋げられればと思います。
参加メンバーの感触としては「鹿」「コルス盃」が高評価でした(^^)
4回にわたり、拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました(^^)/