「高島平ビールは何が高島平なの?」

「高島平ビールは何が高島平なの?」と、よく聞かれます。
少し意地悪な言い方ですと、「高島平で造ってないのに、なんで高島平ビールなの?」と言われます(^^;

高島平ビールは、【高島平の人間が想いを込めて企画した、高島平の人のためのビール】です。

高島平を盛り上げたいと考えている地元メンバーが議論し企画を練り、意見交換し、試飲を重ね決めた味わいを元に、委託先を選び作ります。またラベルは高島平在住のデザイナーが、高島平をモチーフにしたデザインを考えています。

「高島平の人に飲んでもらい、自慢になり、2度3度と飲んでもらえ、人に贈りたくなる美味しいビール」とすべく議論をしてきました(^^)/

高島平は観光地でもオフィス街でもなく、あまり外から人が訪ねてこないため、観光地のような、一度飲んで終わりのビールではなく、同じ高島平の人に何度も飲んでもらえる、本当に美味しいビールが必要でした。

「高島平で造らないなら、せめて高島平の農作物(果物やスパイスなど)が入っていた方がいい。」というご意見もたくさん頂きました。ただ農作物を広める目的のプロジェクトではありませんし、何より高島平に特産と言われるような農作物はありません。特産品が無いから創りたかったのが高島平ビールです。そのため副原料を使うビールは候補から無くなりました。(もし〇〇フレーバーのビールを造っても、なんで〇〇なの?となると思います(^^;)

それなら「ホップを高島平で育てて使ってはどうか?」という意見も頂きました。ただ、素人が作ったホップで、プロが作ったホップより美味しいビールが作れることはありません。ビールの味が落ちても、その特産品(ホップ)を有名にしたいならやるべきですが、そうでないならやらない方がいいと決めました。

では「売り上げの一部(仮に1本10円など)を高島平のために活用するビールにしたらどうか?」というアイデアもありました。ただこれも、コストの全てを「美味しいビール」に使いたいということで実施しないことに決めました。(寄付を手段として使うべきではないという考えもありました。)

高島平ビールは、本当に美味しいビールを作るために、安易なセールストークの全てを捨ててました!(^^)! (そのため、冒頭の質問への回答に、安易に答えることができないのですが、それでよいと思って取り組んでいます。)

高島平にビールの醸造所は有りませんので、外部に委託をする必要があります。そんな「本当に美味しいビール」を造ってくれるパートナー探しは難航しましたが、ご縁を頂き、製造を受けて頂ける醸造所が決まりました!

高島平ビールは、伊豆修善寺の【ベアードブルーイング】様に製造をお願いしました(^^)/

前置きがすごく長くなってしまいましたので、、(^^;

次回の投稿で、詳しくご紹介させて頂きます(^^)/

次の記事

ラベル完成!